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唐津の産婦人科医のブログ




佐賀県唐津市の産婦人科、たなべクリニック産科婦人科院長たなべりょうへいが日々感じたことを率直にお届けするブログです。


>>たなべクリニック産科婦人科   >>今日のよか

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 「一歳誕生日会・おもやい会・続編」

        今月も「おもやい会(一歳誕生日会)」を開催。

        会の前半に・みんなで記念撮影。

        「先生~・急いでくださ~い」とスタッフ。
        「はい・は~い!」と院長登場。

        この日のために用意した・マイエプロンを
        赤ちゃん&お母さんへお披露目。

        拍手喝采!

        私のかわいい?!エプロン姿に
        お母さん&赤ちゃんまでもが喜んでくれた。

        「赤ちゃん!お誕生日おめでと~う!」
        「お母さん!一年間お疲れ様でした」のご挨拶。

        会の終わりに・ひとりひとりに
        ささやかなプレゼント。

        「みなさ~ん!いつでも遊びに来て下さいね!」
        「愚痴でもこぼしに・是非気軽に来て
        ちょ~だい!」と・私からのメッセージ。

        お見送りしてたら・・赤ちゃん&お母さん&
        私とのミニ記念撮影会になっちゃった・・。

          みんな・また・おいでよ~!
          いつでも・おいでねぇ~!
          待ってるよぉお~!


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 「初盆」

        盛夏。

        まだまだ暑い日が続く中
        父と義父が天国に召され
        初めてのお盆を迎えました。

        初盆は・新盆
        (にいぼん・あらぼん・しんぼん)と言われ
        お盆は・正式には・盂蘭盆(うらぼん)と
        言うのだそうです。

        精霊棚を作り・小机の上に真菰(むしろの一種)
        を敷き・台の上に位牌やお供え物をしました。

        父や義父が・馬に乗って早く帰って来て
        牛に乗ってゆっくり戻っていくようにとの
        願いを込めて・キュウリで作った馬とナスで
        作った牛も供えました。

        13日(迎盆)・父たちやご先祖の霊が
        家に帰る際に迷わないようにと
        夕方軒先で迎え火を焚き
        玄関に提灯を下げました。

        15日。
        お送り火を焚いて・お見送り。
        家族・親族揃って・精霊舟を担ぎ
        道先案内人の提灯を先頭に浜辺へ。

        みな・想い想いに合掌。
        潮風とさざ波を感じ・暗く遠い海の向こうに
        こころで会話。

        振り返る事無く・帰路に着く。

        魂は永久に。


 「“30秒”の世界」

        父が突然・上京。

        娘に逢いに来た。

        『急に・・なに?』と娘。
        「出張でさ・・」と父。

        「仕事・・どうだ・・」
        『仕事?順調・順調!心配ないって・・』と
        上目遣いの娘。

        「そうか・・」と俯く父。
        
        ・・嘘をついた娘。

        「じゃあな!・・」と
        改札口で・振り返る・父。

        ・・ホントは・出張なんて・なかった・・。

        「バレたか・・」
        車窓を眺める父。

        『バレバレだって・・』
        無言で・手を振った娘。

        父の上京。

        僅か30秒のコマーシャル。

        私が・とっても好きなストーリー。

        みんな・知ってるかなぁあ~?
        知っててほしいなあぁ・・。


 「ママ・でびゅ~」

        母と子のテニス大会を経験した家内。
        今度は・テニス仲間とダブルスを組んで
        試合に臨んだ。

        ある意味・ホントのデビュー戦。

        残念ながら・私は仕事で観戦出来ず
        応援メールを送る。

        お母さん帰宅。

        「お疲れさん!楽しかったぁ?」

        『楽しかったぁあ~!!』

        楽しんだ妻に・結果は・あえて尋ねない。

        当日・息子たちもテニスの練習。

        母と子・帰宅後のシャワーですっきり。

        一息ついて・母と子は・三人でお出かけ。

        「どこいくの?」って・聞くだけ野暮の
        小脇にラケット抱えたウェア姿。

        三人をお見送りした後・仕事が一段落した
        私は・夕暮れのコートに。

        ママのプレイを初めて観戦。

        「結構上手じゃん!」

        パパも参加して・子供とラリー。

        一汗かいて・またお風呂。

        張り切ったお父さんは・肩が痛い。
        でも・痛いけど・・うれしい。

        心地よい疲労感の夏の夜。


 「90年目を迎えて・・」

        1918年・大正7年。

        「たなべ」は・この地・唐津に
        産声をあげました。

        初代院長・祖父・熊喜(くまき)。

        私が物心ついた頃
        祖父は現役で診療していました。

        私には・物静かな印象でしたが
        とても厳格な人であったようです。

        ある夜・幼い私に・祖父は
        「良平・本ちゃあ~・安かなあ~」と
        呟きました。

        当時・その真意を充分に理解出来なかった
        私は・自身が進学するにつれ
        祖父の言葉の重みを感じる事となりました。

        苦学して・医師となった祖父は
        晩年になっても医学書を紐解いていました。

        本の価値を0にするか・100倍にするかは
        自分次第。

        本から学ぶ事が・いかに貴重で・大切なのかを
        私に伝えたかったのでしょう。

        2代目院長・父・厚(あつし)。

        父も職業柄・とても忙しい日々を
        送っていました。

        ある日の早朝・父が突然布団から
        寝ぼけ眼の幼い私と弟を担ぎ上げ
        「一緒に朝ご飯食べるぞ」と食卓の前に
        二人を座らせました。

        「いただきます・ほら食べろ
        今日も学校頑張って来いよ」と父。

        寝起きの私たちは・父の奇行に
        『?』な感じで・箸をつける。

        私も父となった今・忙しく子供たちと
        ゆっくり朝ご飯も食べれなかった父の
        子供たちへのささやかな想いであったで
        あろうと感じます。

        よく兄弟げんかをしていた私たち兄弟は
        ある日の晩御飯時に・大ゲンカ。

        仕舞には・お互いのおかずにまで攻撃。
        その瞬間・兄弟二人は・父にガツンと担がれ
        倉庫に投げ捨てられました。

        おお泣きする弟・唖然とする私。

        食べ物を粗末にした事に
        父はとても憤慨したようでした。

        礼節に厳しく・態度で手本を見せる父でした。

        3代目院長・私・良平(りょうへい)。

        祖父・父が築いてくれた「たなべ」は
        私の代で『たなべクリニック産科婦人科』
        として生まれ変わりました。

        祖父の代から通ってらっしゃる患者様。

        父が取り上げた赤ちゃんが・お母さんとなって
        またそのお産に私が立ち会う。

        九十年。

        地域のみなさまに支えられ・多くの方々の
        助けがあり・90年を迎える事が出来ました。

        そのご恩をお返しする気持ちで    
        スタッフと共に・愛する郷土・唐津のために
        これからも歩んでいきます。

        百年へ向けて・しっかりと・・。


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