唐津の産婦人科医のブログ




佐賀県唐津市の産婦人科、たなべクリニック産科婦人科院長たなべりょうへいが日々感じたことを率直にお届けするブログです。


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 「90年目を迎えて・・」

        1918年・大正7年。

        「たなべ」は・この地・唐津に
        産声をあげました。

        初代院長・祖父・熊喜(くまき)。

        私が物心ついた頃
        祖父は現役で診療していました。

        私には・物静かな印象でしたが
        とても厳格な人であったようです。

        ある夜・幼い私に・祖父は
        「良平・本ちゃあ~・安かなあ~」と
        呟きました。

        当時・その真意を充分に理解出来なかった
        私は・自身が進学するにつれ
        祖父の言葉の重みを感じる事となりました。

        苦学して・医師となった祖父は
        晩年になっても医学書を紐解いていました。

        本の価値を0にするか・100倍にするかは
        自分次第。

        本から学ぶ事が・いかに貴重で・大切なのかを
        私に伝えたかったのでしょう。

        2代目院長・父・厚(あつし)。

        父も職業柄・とても忙しい日々を
        送っていました。

        ある日の早朝・父が突然布団から
        寝ぼけ眼の幼い私と弟を担ぎ上げ
        「一緒に朝ご飯食べるぞ」と食卓の前に
        二人を座らせました。

        「いただきます・ほら食べろ
        今日も学校頑張って来いよ」と父。

        寝起きの私たちは・父の奇行に
        『?』な感じで・箸をつける。

        私も父となった今・忙しく子供たちと
        ゆっくり朝ご飯も食べれなかった父の
        子供たちへのささやかな想いであったで
        あろうと感じます。

        よく兄弟げんかをしていた私たち兄弟は
        ある日の晩御飯時に・大ゲンカ。

        仕舞には・お互いのおかずにまで攻撃。
        その瞬間・兄弟二人は・父にガツンと担がれ
        倉庫に投げ捨てられました。

        おお泣きする弟・唖然とする私。

        食べ物を粗末にした事に
        父はとても憤慨したようでした。

        礼節に厳しく・態度で手本を見せる父でした。

        3代目院長・私・良平(りょうへい)。

        祖父・父が築いてくれた「たなべ」は
        私の代で『たなべクリニック産科婦人科』
        として生まれ変わりました。

        祖父の代から通ってらっしゃる患者様。

        父が取り上げた赤ちゃんが・お母さんとなって
        またそのお産に私が立ち会う。

        九十年。

        地域のみなさまに支えられ・多くの方々の
        助けがあり・90年を迎える事が出来ました。

        そのご恩をお返しする気持ちで    
        スタッフと共に・愛する郷土・唐津のために
        これからも歩んでいきます。

        百年へ向けて・しっかりと・・。


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