唐津の産婦人科医のブログ




佐賀県唐津市の産婦人科、たなべクリニック産科婦人科院長たなべりょうへいが日々感じたことを率直にお届けするブログです。


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 「掌」

        赤ちゃんが大好きで・産婦人科の医師になった。

        だから・未熟児センターでの勤務を希望した。

        正直・過酷な労働。
        お昼ご飯は・夜の10時。
        晩ご飯を・深夜3~4時に食べる日々も
        決して珍しくはなかった。

        深夜に仕事が終わり・帰宅すると起きれないと
        思い・病院によく寝泊りした。

        仮眠は・椅子を並べて横になった。
        当直の際は・一睡も出来ない事も多かった。

        でも・不思議と辛くはなかった。
        同僚もいたし・大きな志があった。

        慢性の睡眠不足。

        それでも夜中に・スタッフと飲み明かし
        空が白んで帰宅した。

        しかし・助けられなかった・小さな生命がある。

        一生懸命頑張っても・元気に退院
        出来なかった赤ちゃんがいた。

        「助ける・・助けた・・」

        それが・驕りだと悟った。

        共に頑張る・手助けする・見守る・・。

        赤ちゃんは・赤ちゃん自身の生命力で
        幾多の壁を乗り越えて行く。

        そう・・小さな生命に教えて貰った。

        命は・尊い。

        掌に乗る程の小さな小さな赤ちゃんが
        私に大きな大きな大切な事を示してくれた。

        天国に逝ってしまった赤ちゃんに
        ご恩返しは出来ない。

        だから・生まれ来る生命に
        少しずつでも恩返ししたい。

        大好きな赤ちゃんに
        いっぱいいっぱい学んだ。


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